近年、データを活用した様々な革新が日々創出され、ビジネスにおいてデータ活用は重要な位置を占めるようになりました。政府は成長戦略の中にビッグデータ・オープンデータの活用を位置付け、これを推進するとしています。また、横浜市では2014年に「横浜市オープンデータの推進に関する指針」を発表し、全庁的にオープンデータへ取り組みをスタートしています。
横浜市経済局では、平成 26 年度にオープンデータのニーズ調査を実施し、その結果等をふまえて、今年度は横浜市内企業のオープンデータについての認知度を高め、オープンデータを利活用できる人材を育成し、 横浜市のオープンデータを利活用したビジネスに繋げる取り組みを支援して、横浜市内経済の活性化を図ることを目的とする「オープンデータ活用ビジネス化支援事業」を実施しています。
本事業では、企業のみなさまにオープンデータをビジネスに活用して頂くきっかけをご提供できるように、オープンデータをテーマとする勉強会・セミナーシリーズを展開していきます。「ビジネス活用のためのオープンデータセミナー」は全3回を予定しており、本分野で第一人者として活躍されている方々を講師としてお招きして、オープンデータの基礎から国内外のオープンデータ活用事例、オープンデータを使ったビジネスモデル、オープンデータを支える技術についてお話頂きます。
本セミナーシリーズ第二回目のテーマは「オープンデータを使ったビジネスモデル」です。一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパン常務理事の東富彦氏に「オープンデータビジネス〜3種類のタイプとその特徴〜」についてご講義頂きます。その後、参加者の皆さんの気付きや疑問を共有するワークショップの時間を設けた後に、東氏に加え、 関口 昌幸氏(横浜市政策局政策部政策課担当係長)、後藤真理絵氏(ヤフー株式会社プロダクトマーケティング)、小林 巌生氏(NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ副理事長)らを迎えてパネルディスカッションを行います。
Update: Oct 16, 2015
(Sayoko Shimoyama)