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DP Note 災害データ可視化&防災図解による情報発信

License : CC0
DP Noteは、災害データを可視化するWEBアプリサービスです。地図情報をメインとして、災害データを3Dマップや防災図解に可視化することで、統計的に得られる教訓や減災に活かせるのではないかと思い、日々、情報発信しています。
Update: Oct 14, 2023

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DP Note https://dpnote.netlify.app/index.html
DP Noteは、防災に関する考察サービスです。災害データ可視化や防災図解を通して、防災に必要なものは何か?どのように次世代に語り継いでいくのかを考えていきます。
Update: Oct 14, 2023 (齋藤 仁志)
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日本の災害の現状 日本で発生する災害は、地震、台風、津波、土砂災害、火山の噴火、大雪など、様々な災害が起きています。季節ごとに起きる災害が異なるなど、まさに【災害大国】と言っても過言ではないくらい、厳しい環境の中で生活をしていると思います。また、昨今では、ゲリラ豪雨や夏の猛暑なども起きており、防災が大切な時代になっていると改めて感じています。 災害に対する人々の認識 災害大国と言われる日本において、人々の災害に対する認識はどのようになっているでしょうか?【正常性バイアス】という言葉があります。予期せぬ出来事に対し正常心を保つための人の特性のことです。このバイアスがかかると、災害時に大丈夫と思い込み「避難行動を取らない」というリスクがあります。また、災害が起きた直後は防災に関する認知は上がりますが、時間の経過とともにその出来事のことは忘れられていき、防災は大切とわかっていても、なかなか取り組めなかったり、継続できなかったりするのが、現実だと思います。 どのように次世代に伝えていくべきなのか? メディアなどでは、過去の災害を報道するにあたり、災害の映像を直に流すことがありますが、人により、精神的ショックを受けることもあり、そのような方々には心理面・精神面でのフォローも必要になってきます。災害の教訓を学ぶことは大切です。ただ、テレビ、新聞、ネットニュースなど、様々な媒体を通して、どのように次世代に伝えていくべきなのか?私は、ずっと考えていました。 教育分野から考えてみる 教育分野の観点から災害を捉えてみます。子ども達のプログラミング教育が必修化され、小さい頃からパソコンやスマートフォンに触れる機会が多くなりました。最近のゲームなどのクオリティもとても高く、映像などに対し、目が肥えている学生の子たちが増えたように思います。今までと同じように、アナログな伝え方では足りないのではないか?そのように考えるようになりました。 DP Note誕生! 災害の教訓を伝えていく、そして、子ども達に防災について関心を持ってもらう、ここを掛け算して考えました。災害の映像ではなく、統計的に災害を捉えて教訓に活かすことができるのではないか?地図にしたり、グラフにしたり、図解にしたりするなど、様々な可視化をすることで、ビジュアル的に防災に関心を持たれる方々を増やせるのではないか?そのような思いから、DP Noteは誕生しました!
Update: Oct 14, 2023 (齋藤 仁志)
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国土地理院のGLやDeck GLという3DグラフィックのAPIを用いて、可視化しました。熱海市の土砂災害では、山間部のどこから土砂災害が起きたのか、目に見えて分かります。
Update: Oct 14, 2023 (齋藤 仁志)
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天気予報では、明け方や夜のはじめ頃のような用語が使われると思いますが、具体的にどのくらいの時間帯を指しているのか、興味が湧き、24時間の時間軸で表現してみました。
Update: Oct 14, 2023 (齋藤 仁志)
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我が家の防災ロードマップは、防災に初めて取り組む方々を対象に、どのような順番で防災に取り組めば良いのか、分かりやすく図解にしました。
Update: Oct 14, 2023 (齋藤 仁志)
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トンガ火山噴火に伴う潮位変化を可視化したマップは、改めて地球全体で見てもこれほどの距離が離れた地域での災害が日本にも影響を及ぼすことが分かります。日本だけではなく、他の国々の災害についても注視する事が重要だという教訓が得られるのではないでしょうか?
Update: Oct 14, 2023 (齋藤 仁志)
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情報発信の成果 普段のSNSの投稿の平均は3〜4,000ですが、可視化や図解ツイートだと、20,000〜25,000インプレッションに伸びていることが分かりました。特に、日本全国ダムマップは、95,000インプレッションを超える驚異的な伸び率となっており、多くの方々に関心を寄せていただく事ができました。こうしたことから、可視化や図解による防災情報の発信は、多くの人々に届けられる事がわかりました。これからも継続して情報発信していきたいと思っています。
Update: Oct 14, 2023 (齋藤 仁志)
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今後の展望 データ加工についてです。国で扱うデータはCSVやPDFなど、様々な形態があり、例えば、気象庁の震度マップは度数法で緯度・経度を表記している事があり、マップに載せるためには、10進法に変換しなくてはいけません。どうしても、データ加工に時間がかかるため、簡単に変換できるようなツールが必要かなと感じています。2023年現在、Denoやpythonを用いた変換ツールを開発しています。
Update: Oct 14, 2023 (齋藤 仁志)

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