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HuTime時間情報基盤

License : CC0
GeoNamesの時間版を目指したもの。さまざまな暦の年号、年、月、日を、Linked Dataのリソースとして扱う仕組みを提供する。従来の日付表現(“2016-01-15“)をこれらのリソースに置き換えることで、日付を介した関連データのリンクが可能になるなど、Linked Dataにおける時間情報の新たな扱い方が実現される。日付等を表す文字列(“元禄十五年”、“2016 May 5”など)を使ってURIを記述する仕組みにより、容易にリソースを指定することができる。
Update: Jan 15, 2016

Text detail
【エントリー部門】 基盤技術部門 【応募者属性】 社会人 【応募者名】 関野 樹 【エントリー作品のURL】 http://datetime.hutime.org/ 【エントリー作品の権利指定】 CC By 【利用しているオープンデータ】 dbpedia 【利用しているパートナーリソース】 【エントリー作品の詳細説明】 場所情報を集約したGeoNamesと同様の機能を、時間情報について実現すること目指したもの。 さまざまな暦の日付等(年号、年、月、日)を、時間範囲を伴ったLinked Dataのリソースとして扱う仕組みを提供する。これまで、ISO8601に基づくリテラル値として扱われてきた日付をリソースとして扱うことで、特定の年号、年、月、日に対してさまざまなデータをリンクすることができるようになる(日付等を主語としたRDFの記述が可能になる)。 現在は、これらの日付等のリソースから、時間範囲や日数、他の暦の日付との関係、年号・年月日の相互の関係、時間軸上の前後のリソース、ISO8601による表現などの基本情報をRDFとして得ることができる。今後、日付等のリソースに対して、できごと、時代区分、人物の生没、組織や製品の稼働期間などを対応付けたLODが構築されることで、時間を軸にした新たなLinked Dataの枠組みが実現すると期待される。 日付等を表す文字列を解釈する機能を持っており、それらの表記をそのまま使ってURIを記述することもできる。 (例)  年号:http://datetime.hutime.org/calendar/1001/era/元禄  暦日:http://datetime.hutime.org/calendar/1001/date/平成廿八年正月朔日 これにより、歴史文書などに現れる表現や、読み方が分からない外国語の日付(例えば、上記2番目の例では、漢字が読めない外国人にはどこまでが年、月、日なのか分からない)を使ってリソースを特定することが可能になり、幅広いユーザが容易に日付等のリソースを利用できるようになる。対応する暦は、グレゴリオ暦、ユリウス暦、和暦(神武天皇元年~)、日本の旧暦(明治5年~)のほか、試験版として、ヒジュラ暦(イスラム暦)、ユダヤ暦、タイ仏暦などである。
Update: Jan 15, 2016 (Tatsuki Sekino)
Paper detail
暦に関するLinked Dataとその活用
関野 樹
情報処理学会シンポジウムシリーズ 2015, 2, 191-198. (2015)
Update: Jan 4, 2016 (Tatsuki Sekino)

Grant Information

Suggested fund information for realizing the idea.

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