RESAS(Regional Economy and Society Analyzing System、リーサス)は、地方創生の実現に向け、内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)が官民のビッグデータ(産業、人口、観光、農業等)を分かりやすく「見える化」したシステムです。RESASは2015年4月のリリース以来、人口急減・超高齢化に歯止めをかけ日本全体の活力を上げることを目的に、地方自治体が自らの現状と課題、強みと弱み等を把握し、その特性を踏まえた地方創生実現のための戦略立案に活用されています。また、「地方創生☆政策アイデアコンテスト」等を通じて、国民レベルでも地方創生ムーブメントが起き始めています。そして今回、2016年度内にRESAS のデータを自由に取り出せるAPIが初公開される運びとなりました。
さらにRESAS APIコンテストが開催予定であり(詳細は今後公開予定)、このコンテストに応募するための作品作りを支援する「東京で考える地方創生!RESAS API ハッカソン」をdots.にて開催いたします。参加者は興味のある地域別にチームを組み、RESASデータに「より地域に根付いたデータ」や「粒度の細かいデータ」を組み合わせる、「統計処理」や「機械学習」を適用する、「チャットボット」や「IoTセンサー」といった最新IT技術を連携させるなどして、これまでRESASには出来なかった更に深い地域分析や地域活性につながるアプリケーションの新規創出を目指します。
また、内閣府RESAS担当者とチームラボが審査員として来場予定です。優秀作品には、そのチームが選んだ地域の特産品や、コンテストの最終応募締切日までdots.を開発スペースとして無料利用できるチケットを贈呈いたします。更に、内閣府とチームラボがアプリケーションの改善を別途支援します。